またまた Roger 先生にコーチングして頂きました。これで3回目!
今回の題材は「Somewhere」でした。Roger 先生がつい最近「自分がバーバーショップをやっている理由は何だろう?」と考えて文章にしたときに使った言葉の中に「Somehow, Some day, Somewhere」というフレーズがあって、私たちが今日偶然この曲を持ってきたことになにか巡りあわせのようなものを感じたとおっしゃっていました。それを聞いてすうじぃ感動の号泣。
今回のポイントは
・音の鳴りを前に寄せて全員の音色を揃えるために、まずは全部を「du」の音で歌ってみる。このときの「d」は柔らかくして、母音をブチ切りに行かないように。「u」は日本語の「う」ではなく歯を噛みあわせる感じ、歯が見える感じの pure "u" で。
・次にこの「u」のフィルターを通して、「u」をイメージしながら歌詞で歌ってみる。歌詞の母音が揃っていないとハモって聞こえない。
・歌詞を言う時も子音で母音を切り過ぎないよう、なめらかに。
・歌う時に余計な緊張を声に加えず、しゃべる時と同じ発音発声で歌う。
・音のアップダウンが激しい時でもポジションは高いまま落とさず、すごく狭い幅のなかで歌っているような感覚で歌う。
・身体的な問題で音にトラブルがあると、観客が曲の世界に入り込むことを阻害・中断してしまうので、常に息を回し続けて素敵に歌う。
・大事なキメの和音(goal chord)でしっかり Lock & Ring することを意識する。
・この曲を歌うことで聞いている人にどんなことをアピールしたいのかを考えながら歌う。リードが「自分がこう歌いたい」と提示して周りがそれをサポートする。
こんな感じでした。前回も言われたことが多かったと思いますが、常に意識していないと戻ってしまいますねー。
リードあっちゃんが一人で歌ってみせたときに Roger 先生はウルウルしてるように見えました。それを出していっていいんだよと。
この文章を書いているこんきちは自分の声の問題に気を取られて最後の通しでそのウルウルをブチ壊してしまったのでした。やっぱりまずは声が自由にならないと、自分自身が曲に入り込むことが出来ませんね。
ベースだんちゃんは自分の出し方を変えることで全体の音が変わって「お〜〜」と思ったようでした。
Roger 先生ありがとうございました! 次回までにまたちょっと前進して居たいです。
Facebook のご報告アルバムはこちら。